店内で電子たばこが爆発 14歳の少年が重症

 14日付のCBSニューヨークによると、ブルックリン区のショッピングセンターで5日、14歳の少年が手に持っていた電子たばこが爆発し、この少年がけがを負う事故が起きた。
 レオー・ドマトブさんは、友人とともに同区キングス・プラザ・ショッピングセンター内の電子たばこ店プラザ・ベイプスを訪れ、店員から複数の商品の説明を受けていたところ、店員に渡された電子たばこ「バイプペン」が突然爆発した。やけどを負い、爆発により飛び散った破片が左目の角膜を傷つけ、現在ドマトブさんの左目は何も見えず、右目はわずかに見える状態で、入院中であるという。
 爆発は、店員がドマトブさんに渡した電子たばこを誤って別の商品の電源につないだことが原因であるとみられている。
 21歳未満の未成年者に電子たばこを販売することは違法とされており、同店には、州法および市条例に基づいた警告掲示はなかった。また、ドマトブさんらに年齢を確認する身分証明書の提示を求めることなく、接客していたという。
 ドマトブさんの代理人弁護士マーク・フロインド氏は、ショッピングセンターと同店の両方を提訴する意向を示している。
 事故後、同店は21歳未満には商品を販売しないことと、全ての客は身分証明書の提示が必要であることを示すサインを掲げている。