長距離フライト後、疲れた状態で空港に到着しても、ホテルのチェックインまで数時間待たなければならない―。また、乗り継ぎで時間が余る場合も含め、空港での「空白時間」は旅行者共通の悩みだ。こうした中、シャワーを浴びたり休憩ができる「到着ラウンジ」の利用が、上級クラス客に限らず一般旅行者にも広がっている。ニューヨークタイムズが伝えた。

世界の空港
1. シンガポール・チャンギ国際空港
(シンガポール)
チャンギラウンジ(Changi Lounge)では、光と振動で優しく目覚めさせてくれるハイテクな「昼寝ポッド」を用意。広々としたシャワー室は20分間利用でき、シェービングキットなどのアメニティーも完備。

2. フランクフルト空港
(ドイツ)
ラックスラウンジ(LuxxLounge)は、革張りのアームチェアが並ぶリビングのような空間。ソーセージなどのドイツらしい軽食も充実。プライオリティー・パスなどを保持していれば無料で利用できる。

3. 台湾桃園国際空港
(台湾)
タオルは持参(または空港内のコンビニで購入)しなければならないが、シャンプーやドライヤーは完備されており、到着後すぐに身軽になれる。洗面台、ヘアドライヤーなどの基本設備を備えた、清潔でコンパクトなグレーのタイル張りのシャワールーム。

4. 香港国際空港
(香港)
第1ターミナルの制限エリア内に2カ所、自販機でタオルも購入可能だ。トイレや洗面台、ヘアドライヤーを備えた個室のシャワールーム。

5.リオデジャネイロ国際空港
(アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港、ブラジル)
プラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge)は、もはやホテルのような充実ぶり。シャワー付きの浴室に加え、枕やリネンが整ったシングルベッドのある個室を提供。さらに珍しいことに「ペット同伴」も歓迎しており、愛犬・愛猫との旅でも気兼ねなくリフレッシュできる。3時間の個室利用は約56ドル(約8,500円)から。24時間営業。

6. シドニー・キングス・フォード国際空港
(オーストラリア)
第1ターミナルのラウンジは、「日光を浴びることが時差ボケ解消に効く」との理論に基づき、床から天井まで続く巨大な窓が特徴。明るい日差しの中で、サンドイッチや温かい料理のビュッフェを楽しめる。ラウンジは毎日午前6時から午後8時まで営業。

アメリカでも広がる兆し
アメリカでは到着ラウンジの文化が遅れていたが、ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港の第1ターミナルに一般客も利用可能なプラザ・プレミアム(Plaza Premium)のアライバルラウンジが今年オープンする予定だ。時差ボケと戦いながら昨日の服のまま観光を始めるか、それとも空港で一度リセットするか。賢い旅行者にとって、到着ラウンジはもはや贅沢品ではなく、旅を成功させるための必須ツールになりつつある。
日本の空港
成田国際空港
清潔な個室シャワーや、数時間単位で利用できるカプセルホテルが充実。入国せずに制限エリア(エアサイド)内で利用できる施設も多く、スムーズな乗り継ぎをサポートする。

羽田国際空港
第3ターミナル(国際線)では、タオルやアメニティーを備えたシャワー施設が有料で利用でき、24時間営業でシャワーのみの単独利用にも対応している。

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