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6日付のNY1によると、シカが過剰繁殖しているスタテン島で、ニューヨーク市が対策として雄ジカの不妊手術を開始した。
同島に生息するシカは1千頭近くとみられ、芝生や畑を荒らすなどの被害が増えている。車との衝突事故も昨年だけで50件起きており、また、シカがライム病の原因となるダニを媒介することも心配の種となっている。そこで、市とニューヨーク州は200万ドル(約2億700万円)の予算をかけ、コネチカット州のホワイトバッファロー社に委託し、雄ジカの不妊手術をすることを決定した。
方法は、まず6〜12人のスタッフが麻酔銃で雄ジカを眠らせる。小さいシカは医療器具を備えたバンの中に運び込み、タグを付けた後、獣医や生物学の専門家が精管を切除する。大きいシカはその場でこの作業を実施し、いずれも元の場所に戻すという。
同社のオーナー、アンソニー・デニコラ氏は「限られた選択肢の中、最も効率的かつ人道的な手段を選んだ」と説明する。「思ったよりスムーズに作業が運んでいる」といい、この1カ月で225頭の雄ジカに不妊手術を行った。
市は何頭の雄ジカを対象にしているかを明らかにしていないが、対策は来春まで続くという。
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