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マンハッタン区の連邦地方裁判所は9日、来院患者の記録から個人情報を盗み銀行口座を悪用していた、病院に勤務するブロンクス区の男とその妻を重窃盗罪および個人情報窃盗罪で起訴した。
マンハッタン区のレノックスヒル病院に2010年から勤務するカイル・スティード被告(30)は、14年1月〜15年2月までの間に、緊急医療室を訪れた80人以上の患者の氏名、生年月日、社会保障番号などの個人情報を盗み、妻のクリスル・スティード被告(30)に渡していた。クリスル被告はこれらの情報をもとに、複数の患者になりすまして、患者の銀行口座から現金を引き出すなどしていた疑いがもたれている。
銀行では、医療費を払いに病院に行かねばならないと訴えたり、身分証明書を求める銀行員に対し「差別だ」と批判したり、詳細を聞こうとする銀行員を避け質問の少ない銀行員に頼むなどして、セキュリティチェックからうまく逃れていたという。両被告は、高級百貨店サックス・フィフス・アベニューで30万ドル(約3600万円)以上の物品を購入しており、逮捕される直前には、さらに100万ドル(約1億2000万円)の買い物をしようとしていたことも判明している。
死亡した患者の銀行口座を、患者の死後2時間以内に使ったケースもあったという。
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