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ことしの冬は暖かい！ ホリデーシーズン真っ只中のニューヨークで、この冬の暖かさに驚く人も多いのではないだろうか。13日の最高気温が華氏66度（摂氏約18度）を記録し、12月のニューヨークで観測された最高気温記録を92年振りに更新したことが分かった。
冬の風物詩、マンハッタン区ミッドタウンのロックフェラーセンターやブライアントパークのアイススケート場にはたくさんの人々が集まったが、「こんな暖かい気候でスケートしたのは初めて」といった声が聞かれたという。
ニューヨーク便利帳によると、市の12月の平均気温は最高気温が華氏42度（摂氏約６度）、最低気温が華氏28度（摂氏約マイナス２度）。ニューヨークの“本当の冬”を知るニューヨーカーたちは手放しでは喜べないようで、「なんだか怖い」「１月や２月に急激に寒くなって、逆に身体がつらくなるのではないか」「ニューヨークの冬がこのままであるはずがない」といった声もある。
強力なエルニーニョの影響から、ことしは暖冬が予想されていた。暖かくなる冬は、降雪と降水が増える可能性が高く、巨大吹雪がやってくることも予測されているので、まだまだ油断はできないだろう。
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