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12月に半袖を着た人もいたほど記録的な暖冬のニューヨークにも、ようやく“本来の”冬がやってくる。今週末に米北東部を通過するスノーストームは、ニューヨーク市に5〜8インチ(12.7〜20.32センチメートル)の積雪をもたらす予報だ。
米国立気象局の気象学者デイビッド・スターク氏は19日、「22、23日にかけて雪が降る可能性は非常に高い」と述べた。寒冷前線の影響で風が強くなり、市内の気温は華氏20度(摂氏マイナス6.6度)ほどまで下がるが、24日以降はやや上昇する見込み。ただし、ストームの進路によっては大きく天候が左右されることもあるため、引続き天気予報に注意を払う必要があると、スターク氏は予測する。気象学者らは、太平洋から西海岸を通り、速い速度で東に向かうストームの進路を追っている。
気象情報サービスのアキュウェザーによると、この冬初となる大型のスノーストームは、22日午後3時〜翌午前3時ごろにニューヨーク市周辺を通過するとみられている。
昨年の同時期にも市は大雪に見舞われ、一部交通機関がまひしたことが記憶に新しい。この週末は早めに帰宅する人が多くなりそうだ。
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