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【9日付CBSニューヨーク】ニューヨーク州のトーマス・ディナポリ会計監査官が9日、州内に架かる橋の多くが安全性に問題があると発表、物議を醸している。
同会計監査官は、州政府以外の地方自治体が所有し管理する橋の13%、約7本に1本は構造的な欠陥がみられ、「必ずしも安全でないとは言えないが、放置すれば安全を保証しかねない状態になる」と曖昧な表現で警告した。
ミネソタ州ミネアポリス市で2007年、ラッシュアワーに同市内の橋が崩壊し、車111台が巻き込まれ13人が死亡する事故が起きている。ニューヨーク市運輸局のチーフエンジニアだったサム・シュワルツさんは、「(欠陥がある橋の)全米の平均は10%に近い」と指摘。「多くの人が一度に病気にかかったようなもので、修理が追いつかない。まずは重症患者を選り分け、優先順位を決めて着手すべきだ」と提案している。
修理には莫大な費用がかかり、同会計監査官は274億ドル(約3兆円)を推定している。これは地方自治体が賄える金額ではなく、修理するとなれば州政府にとっても大きな痛手だ。インフラ整備はトランプ政権の公約の1つだが、予算を含め具体案が出ていないのが現状だ。

ブルックリン橋も100年以上前に建設された
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