【8日付CBSニューヨーク】ニューヨーク市内で11月15日に競り落とされたレオナルド・ダビンチの名画「サルバドール・ムンディ」(「救世主」)の購入には、売上税がかからない可能性が高いことが分かった。
名画の落札額は競売会社クリスティーズが扱った史上最高値の4億5000万ドル(約510億円)。この絵が市内にとどまるとすると、購入者は8.875%の売上税として約3900万ドル(約44億2000万円)を支払うことになる。しかしニューヨーク州は、州外の購入者に対しては売上税を免除する恩典を与えている。専門家は、「この恩典がなければ、市は美術品の主要な市場という地位を維持できない」と指摘する。
米メディアは、サウジアラビアのムハンマド皇太子が実際の購入者だとしており、アラブ首長国連邦のアブダビに最近オープンしたルーブル美術館の別館も6日、「サルバドール・ムンディ」を展示すると発表した。従って、海外在住で絵を海外に持ち出す皇太子は、売上税を払う必要がないことになる。
ただし、税金を免れるためには美術品専門の輸送会社を使えないとの規則がある。クリスティーズのウェブサイトでは、使用する輸送会社や美術品の搬送先に応じて売上税が課される可能性があると警告している。
ダビンチ名画、売上税はゼロ? 購入者はサウジアラビアの皇太子
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