【6月28日付ウォール・ストリート・ジャーナル】スーパーマーケットだと1羽約5ドルで買える鶏の丸焼き、ロティサリーチキンを高値で売るレストランが増えている。血統や飼育方法などのこだわりが高値の理由だそうだ。
マンハッタン区の欧州料理店、レフトバンクの鶏はペンシルベニア州の牧場で育った「おいしい」と評判の血統で、1羽25ドル。同店オーナーシェフのローレンス・エデルマンさんは「価格は品質を反映している」と話す。5番街のフランス料理店、ル・コク・リコでは1羽102ドル。独特の風味がある珍しい品種に特化して仕入れるそうだ。
ニュージャージー州の創作肉料理店、ファームリーでは、バージニア州の小規模有機農場の鶏しか仕入れない。シェフのジェームズ・エイブリーさんは「本来の味を出せるのはここの鶏だけ」と絶賛、1羽21ドルで提供している。エイブリーさんは「値段が高いとの声もあるが、スターバックスはコーヒーのイメージを高級志向に変えた。鶏肉にも同じことが起こるはずだ」と予想している。
しかし専門家は懐疑的だ。飲食コンサルタントのマリア・ステインゴルズさんは「グルメな人ならまだしも、肉の中で最も安価な鶏肉に、一般の人が高いお金を払うとは想像できない」と首をかしげた。
鶏肉も「血統書付き」の時代? 1羽102ドルで提供の店も
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