【3日付ウォール・ストリート・ジャーナル】ニュージャージートランジット(NJT)ではこの夏、車両と人員不足による列車の運休が増えている。
7月30日からの3日間で1日平均20本、3日朝だけでも16本の列車が運休になった。列車内で長時間立たされる、予定外の駅に停車する、乗れずに次の列車を待つなどということは日常茶飯事、「地獄の夏」と揶揄する声も聞かれる。NJTの従業員の一部が加入する労働組合、ローカル60のステフェン・バーカート委員長も「これほど多くが運休になったのは初めて」とあきれ顔だ。
NJTのナンシー・スナイダー広報担当官によると、安全システム「積極的列車制御」の連邦政府から求められた導入期限が今年12月に迫っており、その関連業務がかさんでいる他、「(夏休みとして)通常よりも多くの職員が休みを取っている」ことが運休の原因だという。
NJTはクリス・クリスティ前州知事時代に予算が削減され、機関車や客車が不足。加えて、より良い待遇を求めて運転手や車掌の転職が相次いでおり、残った職員は休日返上で働いているという。スナイダー広報担当官は、「約10年にも及ぶ弱体化を補うのには時間がかかる」としながらも、職員の新規雇用と訓練を加速させる意向だとしている。
NJT「地獄の夏」 車両と人材不足が原因
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