帽子の花、5番街に咲く イースターパレード

 キリストの復活を記念するイースター(復活祭)パレードが21日、マンハッタン区の5番街で盛大に行われた。パレードは「ボネット(つば広ハット)祭り」でもあり、花や蝶、うさぎや卵などで華やかに飾り付けた帽子をかぶった人たちが集まり、49丁目から57丁目までを練り歩いた。中には何足もの女性ものの靴で帽子を飾った人や、高さ1メートルを超える帽子をかぶった人、フェイスペイントでうさぎになりきる人も。人目を集め、写真撮影に応じていた。

パレードは100年以上前、イースター当日の礼拝に着飾って訪れた人が、礼拝後に散歩をしたことから始まったといわれる。現在は多産と繁栄を願い、春の訪れを告げる意味も込められた祭りとなっている (photo: Yuriko Anzai / 本紙)

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