バーナード大学1年生のテッサ・メジャーズさん(18)を殺害したとして逮捕・起訴された少年(13)の担当弁護士が、「少年が、刑事司法制度とミランダ警告を理解しているかどうか」を巡り、専門家2人を証人として認めるよう申請。マンハッタン区家庭裁判所のキャロル・ゴールドスタイン判事は2月28日、専門家1人の証言を認める判断を下した。ウォール・ストリート・ジャーナルが2日、報じた。
証言が認められたのは、ジョージタウン大学心理学科のジェニファー・ウーラード教授。同教授は、14歳に満たない被疑者の刑事裁判への理解力は不十分で、これら少年の約3分の1が「裁判に耐えられないと判断された人と同様の認知レベル」との調査結果に基づいた論文を発表している。ミランダ警告とは、黙秘権や弁護士の立会いなど4項目の告知が被疑者に行われていない状態での供述は、公判で証拠として使用できないという原則。
同紙によると、少年は大人よりも犯していない犯罪を自白する可能性が高いとの調査結果がある。冤罪が判明した個人を対象とした研究によると、18歳未満の若者が犯したとされる罪の38%が、虚偽の自白を伴っていた。成人は11%だった。
13歳の少年は、第2級殺人および第1級窃盗の容疑で未成年として裁かれる。事件後、ニューヨーク市警察(NYPD)第26分署で尋問を受け、事件への関与を認めた。尋問では少年の叔父が同席したが、弁護人はいなかった。
13歳少年の理解力が争点に 刑事司法制度とミランダ警告巡り
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