ニューヨーク市の公立学校が遠隔授業に移行して約5週間。しかし、1万9000人の生徒が、授業で使用するデバイスを受け取っていないことを受け、市教育局(DOE)が対応を急いでいる。ゴッサミストが25日、報じた。
DOE によると、市内の各学校は既に所持していた17万5000台のデバイスを児童に提供していた他、23万1000〜30万台を新たに購入して配布した。しかし、マンハッタン区のシェルターに住むダカリ・ボルトンさん(6)がアイパッドを入手したのは4月下旬。それまでは、学校から送ってくる紙のワークシートを使っていたという。母親のキーショーン・ウッドベリーさんは「対応が遅く、とてもいら立つ」と憤る。
デブラシオ市長も「教職員に、生徒全員にデバイスが配布されているか、確認をすぐに取るよう要請している」と説明。
デバイスが配布されても、生徒が家でインターネットを十分に使えるかどうかの問題もある。
ブルックリン区のウエスト・ブルックリン・コミュニティー高校4年生のスカイリン・ロザダさんは4月初旬、授業で使うラップトップを学校から受け取った。しかし、ラップトップはインターネットの接続が悪いため、1台のスマートフォンを弟と共有している。データ容量は不足気味だ。建設労働者の父親が失業したことも気にかかる。「小さな画面を見ながら、勉強に集中するのは難しい」と打ち明ける。
授業に使うデバイスが手元に無い 1万9000人の生徒、DOEが対応に苦慮
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