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アジア系住民を守れ
ボランティアが目的地までエスコート
アジア系住民を守るため、ボランティアが目的地まで送り届けてくれるサービスが好評だ。3日、ビジネス・インサイダーが報じた。
このサービスはコミュニティー団体、セーフウォークNYCがこの1月に開始した活動の1つ。1800人を超えるボランティアが登録している。その1人、リサ・ゴールドさんは「人として当然。高齢者に対する攻撃を見過ごすわけにはいかない」と話している。明るい色の安全ベルトを締めたボランティアの多くは中国語を話すことができる。チャイナタウンなどのパトロールも開始した。
近年のアジア系住民への攻撃は顕著だ。カリフォルニア州立大学サンバナディーノ校にあるセンター・フォア・ザ・スタディー・オブ・ヘイト・アンド・エクストリーミズムは、2020年のヘイトクライムは全体で、前年の1845件から1717件と7%減少したにもかかわらず、アジア系住民に対しては49件から122件と約150%増加したと発表した。非営利団体、ストップ・AAPI・ヘイトも同年アジア系住民に対する差別行為の報告が3800件に達したと指摘する。
セーフウォークNYCではボランティアを募っている。1回2時間シフトだ。さらに、クラウドファンディングのゴー・ファンド・ミーで募金も受け付けている。エスコートを利用したい住民はrequest@safewalk.comまで。

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