有名作家の息子、娘殺害で起訴 10カ月女児、薬物過剰摂取

 

 

有名作家の息子、娘殺害で起訴

10カ月女児、薬物過剰摂取

 

被告の父親のポール・オースター氏(Photo: David Shankbone / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Paul_Auster_BBF_2010_Shankbone.jpg)

 

 ブルックリン区で昨年11月、生後10カ月の女児がフェンタニルとヘロインの過剰摂取により死亡した事件で、父親のダニエル・オースター被告(44)が15日、起訴された。被告の父親は、有名小説家のポール・オースター氏。ニューヨーク・タイムズが16日、報じた。

 警察によると、被告の娘ルビーちゃんは昨年11月1日、パークスロープのバーゲン・ストリートの自宅で意識不明の状態で発見され、ブルックリン・メソジスト病院で死亡が確認された。検死局は、ルビーちゃんが薬物の急性中毒で死亡したと判断。毒物検査の結果、検視官が殺人と断定したため、ダニエル被告を15日に逮捕した。

 故殺、刑事上の過失による殺人、子供の福祉を危険にさらした罪で起訴され、17日に罪状認否が行なわれた。裁判官は、保釈金を現金10万ドルか25万ドルとする保釈保証書に設定。21日に出廷を命じた。ルビーちゃんの薬物摂取の経緯は不明だ。

 被告の妻、ズザン・スミスさんは、事件当日の朝、仕事に出かける前、ルビーちゃんが起きていて元気そうだったと警察に話している。ダニエル被告は、スミスさんが家を出た後、ヘロインを注射し、その後ベッドでルビーちゃんを隣に寝かせて昼寝をしたが、目を覚ますと、青ざめたルビーちゃんの反応がなかったと主張している。

 


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