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ファイブ・ボロウ・バイクツアー完全復活
3万2000人がサイクリングを満喫



恒例のファイブ・ボロウ・バイクツアーが1日、完全復活し、約3万2000人がサイクリングを楽しんだ。同日、amニューヨークが報じた。
このバイクツアーはローアーマンハッタンを起点に、北上してブロンクス区へ。そこから一時南下してイーストリバーを渡り、クインズ区とブルッリンクを巡って、スタテン島フェリーターミナル付近の終点までの40マイルのルート。指定された道路からは車を締め出し、市内5区を自転車で安心して走り抜けることができる。途中には通常自転車の通行を認めていないバラザノ・ナローズ・ブリッジやブルックリン・クイーンズ・エクスプレスウェー(BQE)が含まれており、人気の高いイベントとなっている。
始まったのは1977年。サイクリスト支援団体「バイク・ニューヨーク」と市が共同で開催している。コロナ下で2020年は中止。昨年は参加者を2万に限定した。しかも8月の開催予定日に熱帯低気圧「ヘンリ」が襲来し、1週間ずらさざるを得ず、盛り上がりに欠けた。完全復活した今年は多くの参加者が完走できるように、開催時間を延長した。冠スポンサーはTDバンク。一般参加費は112ドルで完売だった。一部は自転車に関する教育プログラムに使われるため寄付金として扱われる。
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