NY市の公共公園、おむつ交換台設置へ 2027年末まで、保護者に朗報

 

 

NY市の公共公園、おむつ交換台設置へ

2027年末まで、保護者に朗報

 

写真はイメージ

 

ニューヨーク市内の公共公園に設置されているほとんどのトイレに、おむつ交換台が2027年末までに増設されることが明らかになった。ジェンダーを問わず、子連れで公園を訪れる保護者やシッターらにとって、朗報になりそうだ。

市の法律では、新築か最近改装した公共スペースのトイレには、おむつ交換台を設置することが既に義務付けられている。一方、公共公園のトイレは、この規定から除外されており、訪れる人を悩ませていた。

議会関係者の一人は「家族が多くの時間を過ごす場所であるにもかかわらず、おむつ交換台がないため、公園のベンチや遊具のみならず、膝の上や地面でのおむつ交換を余儀なくされていた」と苦言を呈する。

市当局によれば、市内5区には1700に上る公園や遊び場、レクリエーション施設が点在。うち、約1400ある公共公園内のトイレで、おむつ交換台があるのは半数以上にとどまっているという。

今回の指針では、規模が小さすぎると判断された公園のトイレには設けない。おむつ交換台を1台設置するのに、180~400ドルの費用がかかるとされる。

これとは別に、ニューヨーク市は2月、530万ドルを投じて、5つの公園に公衆トイレを新たに設置した。(12日、ゴッサミスト)

 


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