空港のセキュリティーチェックのコンベアベルトのトレーには通常、手荷物、電子機器、場合によっては靴まで脱いで入れなければならない。しかし、巧妙な泥棒たちはこの隙を突き、ふたつの手法で貴重品を盗んでいる。YouTubeの旅行チャンネルPortable Professional(Travel Tips with Megan)を主宰するミーガン・グーゲオンさんのレポートを21日付けのUnion Rayoが紹介している。

チームを組んで盗む手口=一人目の泥棒が乗客Aより先にスキャナーを通過する。共犯者が列を遅らせるための注意を引き付けている間に、Aの荷物がまだベルトに乗っているタイミングで、一人目の泥棒がトレーに置かれた貴重品(時計、財布、タブレットなど)を盗む。最も一般的な手口=泥棒は乗客Aの前にスキャナーを通過し、トレーから物品を盗み、バッグやバックパックに隠す。簡単で目立たず、特にスキャナーが混雑している場合は、盗んだ物品を隠すのに最適。
次に盗難を防ぐためにはどうしたら良いか?手荷物にアイテム全てを収納し、トレーにバラバラに置かないようにする。一部の空港では手荷物を取り出すよう求められるが、その場合は、まず手荷物を置き、その後に貴重品を入れるトレーを置く。貴重品の数を減らせない場合もあるので、トレーをスキャナーから受け取った直後にチェックリストを作成し、持ち物を念入りに確認すること。できるだけ早く収納し、靴を履き直す際はコンベアベルトから離れる。混雑した場所から離れるほど、盗難の被害に遭う可能性が低くなる。
セキュリティーチェックを通過直後に盗難に遭ったことに気づいた場合は、すぐに空港職員または現地の警察に通報すること。これらのエリアは通常、セキュリティーカメラで監視されており、犯人は飛行機に搭乗するまでそのエリアから離れることができないため、迅速に特定できる。これにより、盗まれた物品を回収できる可能性が高まる。
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