アメリカのファストフード業界に「安さ」が復活か？ 値上げに対する不満の声から

インフレが止まらないアメリカ。値上げに対する批判を受け、ファストフード業界が値下げやお得メニューの復活に動き出した。タイムズユニオンが22日、伝えた。

McDonald’sは9月から、8種類のコンボが単品購入より約15%安くなる。5ドルの朝食や8ドルのビッグマック＆チキンナゲットなどの「Extra Value Meal」も復活。Taco Bellは5、7、9ドルの「Luxe Cravings Box」で勝負。Dunkin’は、ベーコンエッグ・チーズサンド＋ハッシュブラウン＋コーヒー（M）のセットが6ドル。KFCは30ドル以上割引きになる12枚つづりのクーポンを1ドルで販売。Pizza Hutはメイン＋サイドで6.99ドルからの「MyHut Box」や「7ドルDeal Lovers」を。

Popeyesはウイング12個でドリンク（M）無料に。Shake Shackはコード（SUMMER）入力の上、10ドル以上購入でBBQバーガーまたはチキンサンドが無料（9月1日まで）。アプリ注文でドリンク1ドル。Subwayは6インチのサンド＋ドリンク＋チップス（またはクッキー2枚）が6.99ドル、フットロングは9.99ドル。

ファミレス系では、Applebee’sの「Really Big Meal Deal」がチキンサンドまたはバーガー＋ポテト＋ドリンクで9.99ドル。前菜1品＋メイン2品の「2 for $25」も人気。Buffalo Wild Wingsメイン2品＋サイド2品＋ドリンク2杯の「Pick 6 for $19.99」が再登場。前菜食べ放題9.99ドルも。Olive Garden「Never Ending Pasta Bowl」が13.99ドル（11月16日まで）。

その他、Chili’s、Dairy Queen、Red Robin、Sonicなどでも、お得メニュー提供中。