冬は日没が早く、さらにサマータイムの終了により時計が1時間戻ることで、ニューヨークの帰宅時間帯は暗闇に包まれる。夕方以降は視認性が低下し、ドライバーが歩行者や自転車を見落とす危険性が高まる。こうした季節特有のリスクを踏まえ、ニューヨーク市では歩行者の安全確保を目的とした恒例の啓発キャンペーン「ザ・ダスク・アンド・ダークネス・キャンペーン(The Dusk and Darkness Campaign)」を今年も展開している。ニュースサイトのザ・ダイアリー24が5日、伝えた。

日没前でまだ明るい春や夏のラッシュアワーと異なり、秋から冬にかけての帰宅時間帯は薄暗く、あるいは完全な暗闇となり、視界は急激に悪化する。市交通局(DOT)によると、日没時刻の急激な変化が起こる秋の夕方は、年間で最も死亡事故率が高い時間帯とされている。こうした明るさの急変に、ドライバーの目が適応しきれないまま運転を続けてしまうケースも多く、特に冬時間への切り替え直後の数日間は、ドライバー・歩行者双方にとって最も危険な期間となっている。
こうした状況を背景に、ニューヨーク市は毎年恒例のキャンペーンを通じて注意喚起を強化。DOTのイザニス・ロドリゲス局長は、「キャンペーンでは全てのドライバーに対し、速度を落とし、右左折は慎重に行い、運転中は常に警戒を怠らないよう呼びかけている。ニューヨーク市警察(NYPD)が運転中の注意散漫を取り締まり、自動カメラが赤信号無視や速度超過を監視する中、日没が早まるこの時期にはドライバー自身も責任を果たす必要がある」と説明。現在、ラッシュアワーの時間帯を中心にNYPDは警官を増員し、交通ルールの遵守と事故抑止に一定の成果を上げている。キャンペーンではドライバーへの注意喚起に加え、歩行者に対しても明るい色の服装や反射材の着用を呼びかけ、互いに見えやすい環境づくりを促している。
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