マムダニ新市長の就任宣誓の場となった地下鉄・旧市庁舎(シティホール)駅。ニューヨーク市の地下に眠る「幻の駅」を見学できる貴重なツアーが今年も実施される。6スクエアフィートが2日、伝えた。

華麗なアーチ型のタイル天井やシャンデリア、天窓で知られる歴史的建造物指定駅はニューヨーク市初の地下鉄システムの目玉として建設、開業日である1904年10月27日にオープンした。運営会社インターボロー急行電鉄(IRT)は「市庁舎からハーレムまで15分」をスローガンにシティホール駅から145丁目駅までを28の駅で結んだが車両の大型化に対応できず1945年に閉鎖、廃駅に。現在、幻のシティホール駅を目にできるのは、ダウンタウン行きの6番線に乗車し、列車がブルックリンブリッジ-シティホール駅を出た後、駅をループ通過する際の一瞬だけ。毎年3回行われ、鉄オタや建築マニアの間で人気のツアーはマムダニ効果もあって、売り切れ必至だ。
ニューヨーク交通博物館が主催する90分のツアーは地上から始まり、空気輸送管や市初の地下鉄システムの誕生について学んだ後、地下へ移動。スペイン出身の建築家、ラファエル・グアスタビーノ(1842〜1908)による見事なアーチ型天井や、地上から光を取り込むガラス製天窓、真鍮製シャンデリア、最初の地下鉄運行を記念するブロンズ製銘板などを見学する。グアスタビーノは1881年の来米前、バルセロナでアントニ・ガウディに師事していた人物。アメリカ自然史博物館やグランド・セントラル・ターミナル、カーネギーホールなど数々の歴史的建築に参画しながら、建物そのものは他の建築家によるものだったため忘れ去られてしまった不遇の巨匠だ。設計を手がけたのは、セント・ジョン・ザ・ディヴァイン大聖堂でも知られる、著名な建築家ジョージ・ハインズとクリストファー・ラファーグのチーム。旧シティホール駅は機能性と芸術性を両立させた空間として高く評価されている。
参加費は1人50ドル。チケットはニューヨーク交通博物館の会員にのみ販売されるため、別途に会員費として65ドルを払う必要がある。チケットの販売は14日(月)午前10時から。
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