米IT専門誌PCMagは、全米の携帯キャリアを比較した「ベスト・モバイル・ネットワーク2026」を発表した。2026年上半期に実施された200万件以上の通信速度テストデータに、カバーエリア、料金、顧客満足度を加味して分析した結果、大手3社の中ではTモバイル(T-Mobile)が総合首位を獲得した。

日常生活に欠かせないスマートフォン。通信会社選びでは、速度やつながりやすさも重要だ。写真はイメージ (Photo: Unsplash/ ROBIN WORRALL)

速度と5GエリアでT-Mobileが優位

Tモバイル(T-Mobile)は通信速度や応答速度でAT&Tとベライゾン(Verizon)を大きく引き離し、5Gのカバーエリア、料金、ユーザー満足度でも大手3社の中で 最高評価を得た。総合スコアは6.84となり、2位のAT&T(4.81)を約42.2%上回った。州別では、データ不足のアラスカ州を除く49州のうち45州で1位となった。主要19都市圏でもニューヨークを含む17都市圏でトップに立ち、デトロイトとサンフランシスコ・ベイエリアのみVerizonが1位を記録した。

格安通信会社ではMint Mobileが1位

MVNO(格安スマホ事業者)を含めた全体評価では、Tモバイル(T-Mobile)の回線を使用するミント・モバイル(Mint Mobile)がスコア7.70で総合1位となった。2位にはGoogle Fi(7.56)が続き、上位4社はいずれもTモバイル(T-Mobile)回線を利用するMVNOが占めた(Tモバイル本体は5位)。また、AT&T傘下のクリケット・ワイヤレス(Cricket Wireless)は総合7位となったものの、1回線あたりの月額料金が平均約30ドルと最も安価であった。

今回の調査では通信速度が総合評価の40%を占めている。ただし、実際の通信環境は地域や建物によって異なるため、自宅や workplace(職場)周辺での cellular reception(電波状況)や料金プランを確認することが推奨される。