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ヒップホップ誕生50周年
来年、NY市内で記念行事


ヒップホップが音楽の1つのジャンルとして認められたのが1973年。来年、50周年を迎える。ニューヨーク市のアダムズ市長は14日行われた記者会見で、これに合わせて市内で記念行事を実施すると発表した。同日、ニューヨークポストが報じた。
「ヒップホップは50歳。しかもニューヨーク生まれだ」とヒップホップグループRUN−DCMのユニフォーム、トラックスーツ姿のアダムズ氏。「盛大に祝いたい」と続けた。この記者会見には多くのヒップホップ・アーティストが参加。その1人、マスター・ジーさんは「まさか市長と同席するとは思わなかった。50周年を祝えるのは実に素晴らしい」と感慨深げ。 ラッパーのロクサーヌ・シャンテさんも「ヒップホップ50周年で、50日に渡り、50のイベントを準備していると聞いた。50をたくさん揃えたものだ」と笑わせ、「誕生日のお祝いに参加できるのはとても光栄」と話した。記念行事としてはセントラルパークでのコンサートなどが企画されている。
サウスブロンクスに建設中のユニバーサル・ヒップホップ博物館も目玉の1つ。50年の歴史を振り返る展示などを計画中で、2024年開館予定だ。伝説のヒップホップDJ、ラルフ・マクダニエルズさんは「博物館や市内の図書館を通じて、教育にも力を入れたい」と抱負を語った。
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