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OCM、大麻の宅配サービス許可
購入者の年齢確認を義務付け

ニューヨーク州の大麻管理局(OCM)は、販売ライセンスを付与された成人用大麻調剤薬局の事業者に、大麻の宅配を許可する。タイムアウトが6日、報じた。
大麻の配送は陸上輸送に限られ、携わる従業員は25人以下に制限される。ブルックリン区のライセンス取得者は、同区内でしか店舗を持つことができないなど、ライセンスは特定の郡に基づいて割り当てられる。一方、配達に関しては、マンハッタン区やウエストチェスター郡など境界線を越えた地域へも可能になる。
配達の際には、購入者が21歳以上であることを確認することが義務づけられる。大麻の販売は、連邦法上まだ違法であることから、クレジットカード会社が大麻市場への参入に難色を示しているため、取引はデビットカードや現金など、クレジットカード以外の手段に限られる可能性がある。
11月21日に開催されたOCMの理事会では、選ばれた事業者が店舗開設の許可を得る前であっても、宅配サービスを開始できることが示された。OCMの広報担当は、ニュースサイト「THE CITY」への声明で、「OCMは、成人用大麻製品の販売を活性化する手段として、成人用大麻調剤薬局の無店舗配送を許可する」と述べ、早ければ来週にも、無店舗配送業務の立ち上げと運営についてなど、運用の詳細が明らかになる予定であると付け加えた。
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