MTAがツイッターに復帰
アクセス料請求の撤回受け

ニューヨーク州都市交通局(MTA)は4日、ツイッターがプラットフォームへのアクセス料を請求する計画を取り下げたことを受け、ツイッターに復帰すると発表した。年間50万ドル以上のアクセス料を請求する方針を固めたのを踏まえ、4月末、利用停止を明らかにしていた。
MTAのシャニファ・リアラ最高顧客責任者代理は、声明で「MTAはツイッターの上層部に、重要なサービス情報を一般市民に提供するためにお金を払うことはないと伝えた」と強調。これを受け、ツイッターは、公共サービス機関にアクセス料を請求する計画を撤回した。プラットフォーム上の信頼性が技術的手段によって保証されることについても、書面で保証した。
リアラ氏は、ツイッターへのアクセスが2週間の間に2度も強制的に中断されたことに対し「同社が月額有料会員制のツイッター・ブルーに登録するアカウントを優先的に確認するように動いていた時期に、複数のサービス中断が発生したのはツイッターの責任だ」と非難していた。
イーロン・マスク氏が昨年、ツイッターを購入して以来、認証系システムの散発的な障害や、ラベル機能の問題などを巡り、その都度大きく報道されている。(4日、ゴッサミスト)
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