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ホリデーシーズン、値引率低い?
サプライチェーン停滞、インフレの影響

今年のホリデーシーズンは新型コロナウイルスの感染拡大が続き、お買い得商品が少なくなりそうだ。値引き率が低いとして、サプライチェーンの停滞やインフレのほか、小売業者が価格設定をより効率的に行うなど複数の要因があると指摘されている。ウォール・ストリート・ジャーナルが25日、報じた。
アナリストらは、ナイキのスニーカー、コーチのハンドバッグ、ラルフ・ローレンのポロシャツなどについて、消費者は定価に近い値段で購入すると予想。新たな価格設定が可能になった小売業者は、ここ数年続いた大々的な値引きやデフレから脱却し、パンデミックからの回復途上にもかかわらず、利益が増加している。
ホリデーシーズンの買い物計画を考え直す人も出てきている。28歳のブロガー、カリフォルニア州在住のミシェル・ケルドゴードさんは「今年は絶対に買うものを減らそうと思う。店に行く度に値段が高くなっており、予算が削られる」と困惑。今年のクリスマスはプレゼントを買わずに、子ども2人をディズニーランドに連れて行くことを検討している。
オンラインサイト上での男性用アパレルの平均割引率をみると、昨年のレイバー・デーの週末は71%だったのに対し、今年は54%にとどまった。靴も昨年の62%から51%に低下。フィットネス用品、キャンプ用品などの値引率も軒並み下がっている。
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