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ボデガとデリの違いについて、全てのニューヨーカーの心の奥には、表現するのは難しいが、強く信じている違いがあるという。(2019年5月、ニューヨーク・ポスト)
例えば一般には、「ボデガはルーシー(タバコ1本)を販売している」「ボデガは所有者がスペイン語を話す国の出身」「デリはサラダバーを備えている」という意見もあるが、大多数のニューヨーカーは「店内で猫を見かけたら、そこは間違いなくボデガ」という意見らしい。
マンハッタン、ハーレムのハーレムズ・オメガ・デリ・アンド・グリルのアーメドさんは、彼の店が時折ボデガと混同されることに憤る。「ボデガは惣菜を売っていない。デリの店内は綺麗で、猫はいない」と話した。ヘルズキッチンのヘルシー・マーケット・フーズのサレハさんも「デリはボデガより少し高級」として「ボデガは天井が低く、安いモップ液のような匂いがする」とした。
一方、ボデガで働く人々は、それらの主張をデリのものとして反論する。ハーレムのアセイ・グロッサリーのオスカーさんは「ボデガはもっと古い時代の雰囲気を残す店のこと。この店こそボデガ」と話す。常連客のマルテさんも「ボデガは小さい店でもシェービングクリームやセロテープ、家で必要なもの全てを売っている」と同意した。 結局のところ、ボデガでもサラダバーや惣菜を提供する店もあり、それらの店の所有者さえ、この違いを見つけるのは困難を極めるようだ。
そして最後に残った「猫がいる店がボデガ」という判断基準について、それも完璧ではないようで、前出のヘルズキッチンのヘルシー・マーケット・フーズのサレハさんは「私たちの店は正真正銘のデリ。しかし私たちは店内で猫を飼っている」と話した。
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