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9日付のゴッサミストによると、ニューヨーク州産のチーズが原因でリステリア菌感染者が報告され、病院で治療を受けた6人の感染者のうち2人が死亡していたことがこのほど分かった。
米疾病予防管理センター(CDC)は臨床検査で同日、州中部キャッツキルのボルト・クリーマリー社が製造、販売するウォッシュタイプのソフト生乳チーズ4種類と感染には関連があると断定し、当該商品のリコールを発表した。同社によると、リコールとなったチーズの銘柄は「オーリーアウト」、「ミランダ」、「ハイネネリー」、「ウィロウェモック」の4種類。昨年9月に最初のリステリア菌への感染者が報告されてから、昨年末までに3人、今年1月にさらに3人が感染した。
CDCによると、感染はニューヨーク、コネチカット、フロリダ、バーモントの4州にわたり、感染者の年齢は0~89歳と幅広く平均年齢は55歳だという。感染者6人のうち、5人が女性で男性は1人だった。死亡者が出た州は、コネチカットとバーモント州で、感染者のうち1人は新生児だったという。
感染者が見付かった州内のホールフーズなど小売業者は、自発的に当該商品のリコールを行っている。

リコールされたチーズの種類や販売店を知らせる同社サイト(photo: www.vultocreamery.com)
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