2014年10月27日 NEWS

不快なハロウィンの飾り 首吊り赤ちゃんに住民苦情

 10月31日のハロウィンを目前に控え、庭に飾られたハロウィン用の不気味なディスプレイが各地でみられるが、ニュージャージー州のある民家の庭に、度を越して不気味なディスプレイが飾られ、近隣の住民の非難を浴びている。
 ペンシルバニア州フィラデルフィア市のニュース局、マイ・フォックス・フィリーによると、同州カムデン郡ベルマー区のトーマス・ストリートに住むクルーガーさん一家の庭には、血のりの付いた3体の赤ちゃんの人形が首を吊った状態で飾られているという。近所の住民らは、「ゾッとする」、「気分が悪くなる」、「身の毛もよだつ」、「魔女やゴブリン(伝説上の小鬼)、お化けのディスプレイなら見たいと思うが、首吊り赤ちゃんは見たくない」と不快感を示し、一部からは撤去を求める声も聞かれた。
 一方で、クルーガーさん一家の娘のリリーちゃん(10)は、ディスプレイは「滑稽さとユーモアと怖さが一体化されたもの」、息子のグレッグくん(8)は、「ハロウィンだから楽しみたいだけ。他人はそう思わなくても、僕はかっこいいデコレーションだと思う」と、非難する住民が理解できないといったようす。父親のクリスさんは、「これが現代の恐怖。今の子供達はこういうのが好きなんだ」と主張し、人形を撤去するつもりはないという。

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