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米国食品医薬品局(FDA)が食品のカロリー表示を強化する最終表示規則を先月26日に発表した。
米国で近年問題になっている肥満対策の一環としてこれまでもカロリー表示を推進する法案は多く導入されてきた。健康管理を促すため、ニューヨークを含む18の州では既にカロリー表示を義務化する対策が取られているが、今回の新案はその働きを全国的に拡大するもの。
この新法律のもとでは、今まで含まれていなかったファストフード店や20店舗以上を展開するチェーン店、遊園地、映画館や自動販売機などで提供されるすべての食品がカロリー表示の対象となる。加えて、アルコール飲料にもカロリーを表示しなければならなくなる。この新法案は2015年から適応される見通し。連邦政府による施行であるため、問題なく受け入れられるであろうとみられていたが、早くも消費者団体や自動販売機団体が規則の対象に入れられるべきではないと主張し、強く反発している。ただし、自動販売機の食品に関しては実行に時間がかかるため、施行まで一年の猶予が与えられることとなった。
FDAは、この政策は国民の健康にとって大切な一歩だとしているが、これからは宴会の席でも注意深く酒を注文する必要がありそうだ。
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