アメリカのスーパーチェーン「Trader Joe’s(トレーダージョーズ)」(以下トレジョ)で熱狂的人気を集めるミニトート。その新色が9月に、ブラック、オレンジ、パープル、そしてマルチカラーのハロウィン仕様の4色展開で登場する予定だ。

店頭に姿を現す度、争奪戦となる同トート。今年の4月にに発売されたパステルカラー版は、瞬く間に全米で話題となり、店頭から姿を消した。価格は2.99ドルと庶民的だが、買えた人々はネットで高額転売し、オークションサイトebayでは、販売直後から50ドルで販売されたり、メルカリでは1万円超えで取引されたケースもあった。


その“伝説のバッグ”が、この秋新たなカラーで登場する。発売日はまだ明かされていないが、公式発表によると、今回はブラック、オレンジ、パープル、そしてマルチカラーのハロウィン仕様の4色。価格は前回同様2.99ドル。今回も激しい争奪戦になるのか? それともブームは落ち着いてきたのか・・・デイリーサンNY編集部では、人気予想すべく公式インスタグラムでアンケートを実施した。
Q.1 ハロウィン色、今回は買いに行く?

日本人にはややなじみが薄い色味ということもあり、387人中「今回の色はいらないかな」と答えた人が42%と最多。色が派手で普段使いには向かいないと感じた人が多かったようだ。一方で「もちろん買う」30%、「迷い中」28%を合わせると、過半数が購入に前向きという結果になり、やはり人気は衰えていないことがうかがえる。
Q.2 購入したら、何に使う?

「買ったら何に使うか」という問いには、247人中「一時帰国のお土産」が43%でトップ。続いて「自分で使う」24%、「コレクションとして買わずにはいられない」が20%、「子どものトリック・オア・トリート用に使う」が13%となった。お土産需要の高さが際立つ一方で、「限定アイテムだからとりあえず確保」というコレクターが2割を占め、コレクター気質をくすぐるアイテムだということが分かる。
Q.3 過去のトートは購入した?

また「過去のミニトートは持っているか?」という質問では、400人中61%が「もちろん持っている」と回答。「欲しかったが入手できなかった人」も24%おり、今回こそ参戦しようという層が確実に存在するだろう。また、「欲しくなかった」は15%にとどまり、“なんだかんだでみんな欲しい” というムーブメント感がはっきりと見えた。
◆ 駐妻のミニトートにかける想い
ちなみに、発売日が発表されると、どの店でいつ販売されるかというリサーチと情報交換が駐妻間で始まる。中には各店舗に電話をかけて確認してくれる人もいて、の発売日情報が事前に共有される。
そして、発売当日には「ニュージャージーのエッジウォーター店行ってきます!」とか、「ニューヨークのソーホー店は行列少なめです」など実況LINEが飛び交う。参戦できない人の分も購入したり、やりとりの中に妙な一体感が生まれる瞬間も。トレジョのミニトートに夢中になっているとき、「今、自分めっちゃ駐妻やってるな(苦笑)」と感じる。
文/藤原ミナ
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