2025年12月5日 NEWS DAILY CONTENTS

“食料品店のディズニーランド” ことコストコ、「全米ベスト7」に選ばれた店舗とは?

“食料品店のディズニーランド”とも称される会員制倉庫型小売チェーン大手コストコ。アメリカ国内だけでも634店舗(2025年11月時点)を展開しているが、店舗ごとに特徴が大きく異なる。11月19日付のチャウハウンドは、買い物客の口コミや現地取材を基に選んだ、「アメリカで断トツに優れたコストコ店舗トップ7」を紹介している。

ニュージャージー州テターボロ店は、アジア系の利用者が多いことから、日本や韓国・中国の食料品や化粧品の品ぞろえが豊富(photo: Miki Takeda)

①カフルイ店(ハワイ州マウイ島)

屋外のフードコートではニワトリが自由に歩き回り、島ならではのゆったりとした空気が漂う。新鮮なすしやポケ、グアバパイ、ビーチ用品など品ぞろえの豊富さが際立つ。観光客も地元住民も「特別な魅力がある」と絶賛する人気店。

②ニューアーク店(カリフォルニア州)

ニューパークモールに隣接し、映画館やジムから徒歩圏内という好立地。コストコの駐車場は混雑で悪名高いが、同店舗は広々とした屋根付きガレージを備え、ストレスを大幅に軽減。格安ガソリンの給油機も多く設置されている。高級ブランドのハンドバッグが手頃な価格で並び、アジア食材の品ぞろえが豊富な点も人気の理由。

③ソルトレイクシティ店(ユタ州)

世界最大級の規模を誇る巨大店舗。商品量が膨大で二層構造になっているが、広い通路と効率的なレイアウトのおかげで驚くほど歩きやすく、レジもスムーズ。圧倒的な品ぞろえと使い勝手の良さから「文字通り何でもそろう」と評判に。

④サンフランシスコ店(カリフォルニア州)

量と安さが売りのコストコの中にあって高級品や入手困難な品が充実。新鮮なダンジネスクラブから他店では見かけない特選グルメ食材、デザイナーズブランド、希少な高級酒が並ぶこともあり、ある年の旧正月には2万6000ドルの熟成スコッチが販売されていたとのエピソードも。「国内で最も高級志向のコストコ」と呼ばれている。

⑤ウエストコロラドスプリングス店(コロラド州)

古い店舗ながら、驚くほど清潔でモダン、手入れが行き届いている。家電コーナーが充実し、大型家電もコストコ価格でお得に購入できる。割引ガソリンスタンドに加え、無料のセルフタイヤ空気充填ステーションも完備。

⑥ジプサム店(コロラド州)

山間の小さな町にひっそりと佇む穴場的存在。人の多い都市部の店舗に比べて店内が落ち着いており、快適に買い物できるうえ、割引率が高いこともある。駐車場からはコロラドの雄大な山々を望む絶景が広がり、旅行の途中で立ち寄るにも最適。

⑦コーラルビル店(アイオワ州)

冬の寒さが厳しい中西部では必須の設備である、完全に屋根で覆った駐車場を完備。買い物や荷物の積み下ろしが、ぐっと楽になる。店内は標準的だが、駐車環境の快適さが圧倒的に支持されている。

                       
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