この春、アメリカで驚異的な視聴率記録を打ち立て、社会現象にもなったドラマがある。FX制作の「Love Story: John F. Kennedy Jr. & Carolyn Bessette」だ。「現代の王子と公女」と呼ばれたふたりの悲劇的で美しい愛の物語は、当時のニューヨークを知る世代だけでなく、Z世代の間でも大きな話題となっている。ドラマ内で登場した、当時の面影を残すニューヨークの“聖地”5つを9日付のタイムアウト・ニューヨークが紹介した。

1. ふたりが愛した名店
トライベッカ「The Odeon」と「Bubby’s」
JFKジュニアとキャロリンが初デートをし、日常的に通っていたレストラン。いずれも彼らが住んでいたトライベッカ周辺の名店だ。「The Odeon」「Bubby’s」「Walker’s」は、1990年代の雰囲気を今に伝える場所として今も多くのニューヨーカーに愛されている。特にイーストビレッジのインド料理店「Panna II」は、ふたりが人目を忍んで通った「隠れ家」として描かれ、ファンが訪れる人気のスポットになっている。
2. 華やかな夜の記憶
ブッシュウィック「Elsewhere」
90年代のナイトライフの象徴となった伝説のクラブ「The Roxy」は残念ながら現存しない。しかし、ドラマではその熱気を再現するために、ブルックリンの「Elsewhere」が選ばれた。高い天井とダークな雰囲気が当時のRoxyを彷彿とさせ、ネオンサインやインテリアで90年代の華やかな夜が見事に蘇っている。
3. 運命的な出会いの場
アッパー・イスト・サイド「聖心女子修道院」
ふたりが初めて出会ったガラパーティのシーンは、91丁目にある「聖心女子修道院(Convent of the Sacred Heart)」のボールルームで撮影された。歴史を感じさせる重厚な建築と温かい照明が、90年代のニューヨーク社交界の優雅な空気を完璧に再現している。

4. ふたりが歩いた街並み
トライベッカとグッゲンハイム周辺
JFKジュニアが実際に住んでいたトライベッカ(20 N. Moore St.)の外観や、グッゲンハイム美術館前のストリートなどニューヨークのリアルな街角が舞台となっている。当時のファッションアイコン、キャロリン・ベセットの洗練されたスタイルがニューヨークの景色に溶け込むシーンは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わせてくれてる。
5. 激しい愛と葛藤の舞台
トンプキンス・スクエア・パーク
有名な「公園でのけんか」シーンのロケ地となったのは、イーストビレッジの「トンプキンス・スクエア・パーク(Tompkins Square Park)」だ。現代的に整備された現在のバッテリーパークよりも、この公園の方が「90年代当時のニューヨークの空気感」をより色濃く残していたため選ばれた。
90年代、日本のファッションにも多大な影響を与えたキャロリン・ベセット。彼女が愛したニューヨークの街角には、今も自由な浪漫が息づいている。閉塞感が強まる今だからこそ、かつての自由な空気がより一層愛おしく感じられる。今週末はドラマの主人公になった気分で、ニューヨークの歴史を歩いてみてはいかが?
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