18日深夜、5番街と52丁目の交差点付近で女性(56)が車から降りた直後、開いたままのコン・エジソンのマンホールに転落し10フィート下に落下、死亡した。マンホールの安全性、構造的健全性、および大型車両がもたらす危険性について議論が巻き起こっている。

大型車両でふたが外れることも
映像によると、女性が駐車するわずか数分前に多軸トラックによって重いマンホールのふたが外れていたことが確認された。コン・エジソンは、今回の事態は「まれである」としながら、「大型車両によってマンホールのふたがずれてしまうことがる」と認めた。マムダニ市長室は声明の中で、市当局が同社と連携し、緊急対応を支援するとともに徹底的な調査を行っていると述べた。
19日付ニューヨークタイムズによると、コン・エジソンは、ニューヨーク市とその郊外に広がる広大な地下ネットワークにマンホールのふたを設置しており、その数はマンホール、サービスボックス、地下室を合わせて28万5000個に上る。2012年には数十個のふたが行方不明になったが、当局は一連の盗難事件によるものと見ている。
マンホールのふたが外れているのは、ニューヨーク市ではよくある問題だ。下水道システムに接続されたマンホールを管轄する市環境保護局(DEP)によると、市の生活相談ダイアル311のデータによれば、今年に入ってからこれまでに700件以上の修理依頼が寄せられている。
過去にも死亡事故が発生
開いたマンホールに転落することは、路上にある鉄製の格子から転落したり、地下鉄の線路に突き落とされたり、落下したエアコンに当たったりすることと並んで、ニューヨーカーが懸念する悪夢の一つだ。
2019年には、ホームレスの男性がマンホールに誤って転落し、2週間後にマンホール内で遺体となって発見された。25年には、ゴミ収集車の衝突事故により足場が崩れ落ち、その下敷きになった女性が死亡した。20年には、歩道が崩落した際に33歳の男性がネズミの巣窟である地下の空洞に転落、幸いにも命は助かった。22年にはタイムズスクエアでマンホールが爆発する事故も起きている。
マンホールに落ちないための安全習慣
1. 歩行中はスマートフォンを見ない
開いた穴や溝への転落事故の大部分はスマートフォンなどに気を取られていることが原因だ。
2. 歩行経路を確認する
バスや地下鉄などの公共交通機関から降りた直後や工事現場を通る際は、目の前の歩道に注意を向けよう。
3. マンホールのふたを絶対に踏まない
ふたは突然ずれたりひっくり返ったりする可能性がある。可能な限り、マンホールのふた、公共設備のボックス、格子の上を直接踏まずに、その周囲を迂回して歩こう。
4. 警告標識に注意する
オレンジ色のコーン、警戒テープ、バリケードが見えたら、そのエリアを避けること。バリケードは、その場所が現在、危険な状態にあることを示している。
5. 水たまりや雪に注意する
深い水たまりは、開いたマンホールやふたのない穴、固定されていない金属板を隠してしまうため、一見平らに見える路面が予期せず危険な状態になっている可能性がある。
◇
女性が転落したマンホールは、コン・エジソンが顧客に蒸気を供給するための配管に使用。ニューヨーク市警察(NYPD)によると、19日時点で逮捕者はいないという。
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