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トレーダー・ジョーズ(通称トレジョ)が、デリ食品をさらに強化している。背景にあるのは、「忙しくても、ちゃんと食べたい」アメリカ人消費者のニーズだ。トレジョの公式ポッドキャスト「Inside Trader Joe’s」は、2026年に向けた新戦略として、高タンパク・時短・鮮度重視をキーワードにした商品開発の裏側を披露。日本の“コンビニ飯”に近い、「時短×クオリティー」を求める声が今、アメリカでも高まっている。

番組では、サラダや寿司などの鮮度重視商品と、ハムや加工肉などのデリ系商品についても紹介。トレジョは、「できるだけ新鮮な状態で客に届けること」を重視しており、効率よりも鮮度を優先しているという。実際、デリ系商品は大量にまとめて配送するのではなく、こまめに店舗へ届けることで、家庭でも長く保存できる状態を維持しているのだそう。

特に力を入れているのが、すぐ食べられる高タンパク商品だ。「Protein Pancakes」は予想を大きく超えるヒットとなり、初週販売数は想定の2倍以上に。今後は「Chicken Breast Bites」や、1人用サラミやチーズを詰め合わせた「Charcuterie Party of One」など、“片手で食べられる”高タンパク系スナックも強化していくという。

さらに、サンドイッチ開発も本格化している。これまでは、パンを冷蔵でおいしい状態に保つことは難しかったが、保存料なしでも品質を維持できる技術が進化。人気のクランベリーブレッド系サンドに加え、新作も続々投入予定だという。 手軽さ、鮮度、安心感を重視するこの方向性は、日本の“コンビニ飯”文化を思わせる。トレジョは今、“アメリカ版コンビニ飯”ともいえる新しいデリ戦略を強化しようとしている。

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