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ニューヨーク市大司教区は20日、ローマ法王フランシスコ(78)と来月面談することが決まっている市のカトリックスクールの子ども達を迎え、事前イベントを開いた。
ローマ法王は9月25日午後4時、マンハッタン区東112丁目229番地のカトリックスクール「アワー・レディー・クイーン・オブ・エンジェルズ」を訪問し、市のカトリックスクール4校から選ばれた24人の小学生と面談する予定になっている。来月から同校の4年生になるニコラス・マラエノさん(9)は、10代のころに感染症にかかり片肺を摘出した法王について、「感染症を乗り越えて1つの肺だけで生きているという法王の強さに勇気づけられる」と期待で心を弾ませた。イーストハーレムのセント・ポールズ・スクールに通うエミリー・ロドリゲスさん(8)は、法王にチャリティー活動やテレビについて質問するつもりだと地元紙の取材に語った。
市大司教区教育長ティモシー・マクニフ氏によると、法王と面談する子ども達は、小学3〜4年生の中から抽選で選ばれたといい、彼ら以外にもカトリックスクールの小学生から高校生までの数百人が、25日の訪問の際、同スクールの外でローマ法王を出迎えるという。
財政難により2011年以降60校のカトリックスクールが廃校となっている市大司教区は、法王の訪問という明るいニュースに沸いている。
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