長距離フライトで人気が高まるプレミアムエコノミー、(通称プレエコ)へのアップグレードには、いくらかかるのか。航空航空関連ニュースサイトのシンプルフライングが8月2日、航空各社の料金体系や実例を紹介した。

長距離フライトでは、プレエコの人気が高まっている(photo: Unsplash / Takenori Okada)

料金はエコノミーの1.5~2.5倍

プレエコは、エコノミーとビジネスクラスの中間に位置する座席クラス。足元や座席幅が広く、機内食、手荷物許容量、優先搭乗などのサービスも充実している。アメリカではアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空が主に国際線や長距離路線で提供している。ただし、アップグレード料金に共通の定価はない。路線や時期、予約クラス、空席状況、需要、出発までの日数によって大きく変動するためだ。

調査では、片道約400ドルのエコノミー航空券に対し、プレエコは約1000ドルで、価格は約2.5倍だった。一方、別の市場分析では、エコノミーより約50%高いケースが多いとされる。実際の価格差は、50%増しから2倍以上までと幅広い。

後でアップグレードすると安い?

最初からプレエコを予約するより、エコノミー航空券の購入後にアップグレードした方が安くなることもある。これは航空会社が空席を埋めるため、予約後やチェックイン時に割安な料金を提示する場合があるためで、記事で紹介されたアメリカン航空の事例では予約時の追加料金は975ドルだったが、後日提示されたアップグレード料金は片道275ドル、往復550ドルだった。ただし、待てば必ず安くなるわけではない。需要の高い便では価格が上がったり、アップグレードできる座席がなくなったりする可能性もある。

マイルでのアップグレードも可能だが、必要なマイル数は航空会社や便によって異なり、現金払いより必ず得になるとは限らない。確実に利用したいなら予約時、価格を抑えたいなら購入後のオファーをこまめに確認するのがポイントとなりそうだ。