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22日付のニューヨーク1によると、ベルギーの首都ブリュッセルの国際空港と地下鉄駅で同日に起きた同時テロを受け、ニューヨーク市警察(NYPD)は警備を強化すると発表した。
NYPDは、路上や地下鉄などの巡回に当たる警官を増員し、警備が不十分な人通りの多い場所や交通機関に、テロ専門部隊を配備する。また、連邦捜査局(FBI)および合同テロ対策本部と密接に協力し合う。
ニューヨーク・ニュージャージー州港湾公社(PA)は、3つの主要空港でのセキュリティを強化し、パストレインの駅やワールドトレードセンターでのテロ対策パトロールを強化するという。
米主要メディアによると、ブリュッセル国際空港の出発ロビーで起きた2回の爆発で少なくとも14人、また欧州連合(EU)本部に近い地下鉄駅構内の爆発では少なくとも20人の死者が出ているという。空港は閉鎖され、市の地下鉄も全面運休となった。CNNは、この同時テロの負傷者数を230以上と伝えた。
爆発は、自爆テロによるものと考えられ、ベルギーのテロ警戒レベルは最大に引き上げられた。ブリュッセルでは18日、昨年のパリ同時多発テロの実行犯として指名手配されていた人物が逮捕されており、報復テロの可能性があるという。
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