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22日付のメトロ・ニューヨークによると、ニューヨーク市のビル・デ・ブラシオ市長夫人のシャーレーン・マックレイ氏は、4月18日の確定申告(個人)締切に向けて市のサービスを利用するようPRを行っている。
市は消費者局(DCA)と連携し、税務申告書の提出を呼びかけるとともに、低所得の市民には市の無料申告書作成サービス(NYCフリー・タックスプレップ)を利用するよう呼びかけている。同サービスは個人の年間所得が6万2000ドル(約690万円)以下であれば誰でも受けられるサービスだが、マックレイ氏は女性、特にシングルマザーは、勤労所得税控除(EITC)や保育税控除(NYC CCTC)を受けられる場合が多いとして、還付制度を積極的に利用するよう勧めている。
今年度は市内200カ所以上にサービスセンターが設けられ、その場で国税庁(IRS)認定のボランティアが書類作成をしてくれるほか、必要書類を預けると、後日郵送で申告書を受け取れるサービスもあるという。
税額控除については、市の勤労者世帯では、連邦税のEITCが平均で2400ドル(約27万円)、最高で8427ドル(約94万円)まで申告でき、市税のCCTCは最高1733ドル(約19万円)まで可能なため、両申告で控除額が1万ドル(約112万円)を超える場合もある。
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