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【5日付ロイター】マンハッタン区内の1月のアパート販売は、件数、価格ともに2012年2月以来の低水準だったことが分かった。不動産関連サイト、シティリアルティが取引のデータなどを分析して発表した。
同区内の1月のコープやコンドの販売件数は840件。前年同月の1051件に比べ20.1%減少していた。12年2月の799件に次いで少なかった。ピークは13年の1721件。
今年1月の販売平均価格は186万ドル(約1億9700万円)で、前年同月の220万ドルから15.5%低下、12年2月の150万ドルに次ぐ低水準だった。昨年12月の平均価格に比べ、1カ月間で14.3%下がっていた。種類別では今年1月のコンドの平均価格が280万ドル(約2億9600万円)、コープは130万ドル(約1億3800万円)だった。
同社ディレクターのギャビー・ウォーシャワーさんは「低調で驚いている。珍事だ」と話した。平均価格下落の一因として、新築コンドが発売されなかったことが挙げられるという。新築物件の多くは200万ドル(約2億1200万円)以上で、発売されると平均価格を押し上げる傾向があるからだ。17年末の調査では、1000万ドル(約10億5800万円)以上のアパートの年間販売件数は13年の倍だった。

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