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【1日付NBCニューヨーク】クイーンズ区で2014年、元妻のジョセフィーナ・メンドーザさん=当時(68)=の顔などを300回以上刺して殺害したとして、第1級過失致死罪を認めていたナサール・アルゼイン被告(55)に、同区高位裁判所は4月30日、懲役24年の判決を言い渡した。
判決によると同被告は14年11月、同区フラッシングのアパートの1室で、同居していたメンドーザさんの顔や胴体、背中などを約5時間にわたり計300回以上刺して殺害した。喉は切られ、顔には200カ所以上の刺し傷があった。
同被告はメンドーザさんが死んでいると911番通報。だが捜査当局によると、警官が駆け付けたとき同被告は手荷物をまとめアパートから逃走するところだったという。後に公開された防犯カメラの映像には、同被告が通報前、一度アパートの外に出て戻り、自分の手に切り傷をつける様子が映っていた。
同被告はその後、第2級殺人と武器所持の疑いで逮捕、同罪で起訴された。今年3月末、罪状を第1級過失致死に切り替えることと引き換えに、罪を認めたという。同区のリチャード・ブラウン地区検事長は「暴力的で恐ろしい殺人事件だった。被告は残りの人生を刑務所で過ごすことになるだろう」と話した。

Ryk Neethling
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