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【7日付ニューヨーク・デイリー・ニュース】米国では1日からハリケーンシーズンに突入。昨年9月にカリブ海沿岸諸国を襲ったハリケーン・マリアから8カ月が過ぎた現在も、プエルトリコでは1万人以上が避難生活を余儀なくされている。ニューヨーク州の復興支援プログラム「ニューヨーク・スタンズ・ウィズ・プエルトリコ」から、市立大学(CUNY)と州立大学(SUNY)の学生が現地で復旧作業に当たっており、今月中旬にも約500人が現地入りする。
5月には、第一陣としてSUNYオールバニ校などの学生約30人が4日間にわたり現地を訪問、被害が残る地域で清掃作業などを行った。「現地の状況は悲惨だ。やるべきことがたくさん残っている」と話すのはクイーンズ区のノア・ビードルさん(20)。午前6時に起床し、農作業やがれきの撤去作業を手伝い、地域住民とも交流した。同プログラムを主導するのはSUNYのラテン・アメリカン・アンド・ザ・カリビアン事務所代表のロバート・バルキンさん。「最も大切なことは、被災地の住民が元の生活を取り戻し、元気になることだ」と復興支援の重要性を強調した。
州はこれまで、飲料水ボトル300万本と太陽光ランプ8600個などを提供している。

5月、復興作業の様子を伝えるSUNY
オールバニ校のツイッター投稿(@ualbany)
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