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【4日付メトロニューヨーク】元交際相手の女性の自宅ドアに尿をかけたなどとして、ニューヨーク市警察(NYPD)元刑事のローリー・キャンベル被告(51)が3日、ストーカーや職権乱用、迷惑行為などの罪で起訴された。同被告は同日、ブルックリン区高位裁判所に出廷、起訴内容を否認した。
起訴状などによると、同被告は女性に対し、昨年9月ごろから計2400回にわたり電話やテキストメッセージで連絡。同年12月には女性に暴行を加え入院させ、今年2月には女性の自宅に設置された防犯カメラにスプレーを吹き付け損壊した他、自宅ドアに自身の尿をかけたなどとされる。また、検察によると同被告はNYPDのデータベースを使って複数回にわたり、女性の行動や交友関係を調べていた。
同被告と女性は2004年に一時交際関係にあったが、ほどなくして女性が別れを切り出し、その後女性は別の男性と結婚していた。同被告はNYPD勤務歴18年で、テレンス・モナハンNYPDチーフの補佐官を務めたこともあるベテラン。起訴後退職処分を受けた。弁護士は「(同被告は)問題を起こしたことはない。あくまで無罪を主張する」と述べている。
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