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マンハッタン区のワシントンハイツ南部でレジオネラ菌感染が相次いでいる。12日付ニューヨークタイムズによると、同日時点で11人が感染、うち2人が病院で治療を受け、8人は入院中。全員が同地域に住み、50歳以上だという。ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)は11日、同地域の全ての冷却塔からの水のサンプルを採取、検査を始めたと発表した。
発表によると、同菌が含まれた水や水蒸気が体内に吸入されて発症するレジオネラ症は、せきや高熱などのかぜに似た症状が特徴。免疫力の劣化が伴うと死に至る場合もある。特に50歳以上の喫煙者や肺に慢性的な疾患のある患者は悪化する可能性が高い。人から人に感染することはないという。
DOHのメアリー・バセット局長は「同地域の住人や勤務者で感染が疑われる場合は、すぐ医療機関に相談してほしい」と訴えている。
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