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【14日付ウォール・ストリート・ジャーナル】昨年のニュージャージー州知事選でフィル・マーフィー陣営の運動員を勤めたケイティー・ブレマンさん(31)が、陣営の元上級運動員、ルバート・アルバレスさん(44)に昨年4月に性的暴行を受けたと訴えている。マーフィー氏は当選後、当時警察の捜査対象だったアルバレスさんを同州職員として採用しており、説明責任が問われている。
ブレマンさんによると、昨年4月8日、陣営のイスラム・ラテン地域の担当責任者を務めていたアルバレスさんに、選挙活動の会合後に自宅アパートまで送ってもらった。トイレを借りたいと申し出て部屋に上がったアルバレスさんに突然押し倒され、胸にキスをされ、性器を触られたという。
ブレマンさんは翌日、警察に被害届を提出。しかし数カ月後、検察は不起訴とした。ブレマンさんは今年6月、マーフィー氏とその妻に直接電子メールを送り、面談を求めたものの応じられなかった。マーフィー氏の当選後、ブレマンさんは 同州住宅局で勤務。アルバレスさんは同州学区事務局(NJSDA)の職員責任者として採用された。
しかし今月2日、アルバレスさんは同州から辞職。9日、マーフィー氏は「彼が辞職したことは知っている。それ以上言うことはない」とコメントしていた。弁護士は「(アルバレスさんは)性的暴行の疑いを完全否定している」と述べている。
10.17 Update
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を受け、同州は16日、疑惑について評議会を設置し、マーフィー氏がアルバレスさんを採用した際の身元調査や採用過程について調査すると発表した。評議会議長は州上院院内総務のロレッタ・ウェインバーグ議員(民主)が務める。
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