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【17日付ウォール・ストリート・ジャーナル】2015年にニューヨーク市で活発となった人種差別に反対する抗議運動、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)」の警備に当たり、市警察(NYPD)が覆面捜査官を潜入させ捜査していたことが、17日に公開された697通もの電子メールから分かった。
マンハッタン区の法律事務所がNYPD内部のメールを入手。情報筋となる抗議デモ関係者やデモの場所の追跡についてやり取りされていた。抗議者の写真やSNSアカウントを把握し、抗議者のことを「ばか者」や「忍者」などと呼ぶメールもあったという。
ジェームズ・オニールNYPD本部長は違反はなかったと釈明。「捜査にどの技術を使用しているかは明かせない」と話した。
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