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センター・フォー・アーバンフューチャーが2月27日に発表した報告書によると、ニューヨーク州で人口の高齢化が進んでいる。州の人口に占める65歳以上の割合は2017年、6人に1人に当たる16%。史上最多だという。
報告書によると、07年から17年までの10年間で、65歳以上の人口は26%上昇し、州内の年齢層のうち、最も急速に人口が増加していた。全米では17年、人口の14.9%が65歳以上だった。
報告書は移民の高齢者の増加率も地域別に統計。これによると65歳以上の移民の数は米国生まれの高齢者の2倍の速さで増加している。ニューヨーク市で07年から17年の間に、移民の高齢者の人口が42%増加。州北部のリビングストンやワイオミングでは増加率は354%に上った。
急速な高齢化により、在宅介護などのサービスの需要も増えた。2月27日付ウォール・ストリート・ジャーナルは州や連邦政府の対応はすでに限界に達していると指摘。州の高齢者対策室および地方自治体の部署による食事の宅配や在宅介護などの対象者3000人から5000人が現在、順番待ちの状態だという。
報告書は、州は高齢者サービスの拡充を最優先課題としなければならなくなると警告している。
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