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マサチューセッツ州ボストン市に拠点を置く新興企業オプティマスライドは20日、今夏から、食品、アパレル会社、アートスタジオなどが集まるブルックリン区のネイビーヤードで、自動運転シャトルの運行を開始すると発表した。自動運転車の本格導入はニューヨーク州で初めて。
発表によると巡回シャトルは、NYCフェリーの利用者を、私道を通ってフラッシング街まで運ぶ。試験運転では4人または6人乗りのシャトル4台が導入され、開始当初は、運転席に安全オペレーターが同乗する。
オプティマスライドのネイビーヤードでのシャトル運行開始は、市のNYCフェリーの運航拡大計画と重なる形となった。ネイビーヤードには約9000人が勤務し、フェリーの収容人数は140または350人であるため、シャトルを利用できるのは一部の通勤者に限られる。需要が増大すれば運行本数も拡大されるという。
地元紙amニューヨークによるとビル・デブラシオ市長は、「私有地であるブルックリンヤード内に限るならば運行を認めるが、混雑する公道で新技術の試験運転を行うことには反対」と慎重な姿勢を見せた。

Optimus Ride
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