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ニューヨーク市保健精神衛生局(DOH)が11日に発表した統計によると、昨年10月から市内のはしか感染は588件を確認、今月3日より22件増えた。うち74%に当たる437件はブルックリン区ウィリアムズバーグでの感染。DOHのオクシリス・バーボット局長は声明で「新たな感染件数に減少がみられるが、流行が終わったわけではない」と引き続き注意するよう呼び掛けた。
今季のはしか大流行の背景には、超正統派ユダヤ教コミュニティーで「反予防接種運動」が展開されたことがある。ニューヨーク州法では、宗教を理由に予防接種を拒める例外が設けられているが、近くこれを廃止する法案が議会に提出される見通し。全米のはしか感染件数は1992年以来最悪水準となっている。
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