RELATED POST
ニュース専門局NY1テレビの女性キャスター5人は19日、NY1をタイム・ワーナー・ケーブルから2016年に買収したチャーターコミュニケーションズ(CC)による経営陣が、経験豊富な年配の女性キャスターの出演時間を減らし、経験が少ない若い女性キャスターの登用を進めているのは年齢と性差別に当たるとして、NY1を相手取り、マンハッタン区の連邦地方裁判所に提訴した。ニューヨークタイムズが同日、報じた。
熟年の男性キャスターが活躍する一方で、中年以降の女性キャスターが冷遇される傾向にあるテレビニュース界に一石を投じるものとして注目を浴びている。
原告はNY1に長く在籍し、エミー賞を受賞した著名キャスターのローマ・トーレ(61)さんの他、40、44、49、50歳の女性キャスター5人。訴えによると、トーレさんらはCCの買収後、出番が減り、番組の宣伝キャンペーンからも外され、経営方針に意見を述べると無視され続けたという。トーレさんによると、報酬はトーレさんより勤続年数が少ない男性キャスターの半分以下に。トーレさんは同紙に「男性キャスターは年齢を重ねると貫禄がついたとして歓迎されるが、女性キャスターには『賞味期限』を付けられている気がする」と訴えた。
一方で、CCの広報担当は「NY1の出演者の半数以上は女性であり、またその半数以上は40歳以上だ」と反論。トーレさんらの主張を「徹底的に調査したが、申し立てに該当する事実はない」と否定している。
NY1は1992年、ニューヨーク市で初めて24時間放送を開始。地元ニュースに特化し、市民から親しまれている。
RECOMMENDED
-

客室乗務員が教える「本当に快適な座席」とは? プロが選ぶベストシートの理由
-

NYの「1日の生活費」が桁違い、普通に過ごして7万円…ローカル住人が検証
-

ベテラン客室乗務員が教える「機内での迷惑行為」、食事サービス中のヘッドホンにも注意?
-

パスポートは必ず手元に、飛行機の旅で「意外と多い落とし穴」をチェック
-

日本帰省マストバイ!NY在住者が選んだ「食品土産まとめ」、ご当地&調味料が人気
-

機内配布のブランケットは不衛生かも…キレイなものとの「見分け方」は? 客室乗務員はマイ毛布持参をおすすめ
-

白づくめの4000人がNYに集結、世界を席巻する「謎のピクニック」を知ってる?
-

長距離フライト、いつトイレに行くのがベスト? 客室乗務員がすすめる最適なタイミング
-

機内Wi-Fiが最も速い航空会社はどこ? 1位は「ハワイアン航空」、JALとANAは?
-

「安い日本」はもう終わり? 外国人観光客に迫る値上げラッシュ、テーマパークや富士山まで








